レシピ検索アプリに見るiPhone/iPadユーザー動向(ベータ版)

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5.まとめ

最後にレシピサーチアプリの利用動向をもとに、iPhone、iPadアプリの使い方やユーザープロフィールの違いについて考察してみます。
あくまでレシピサーチアプリのデータに基づいておりますので、ゲームアプリ等多ジャンルのアプリには当てはまらないかもしれません。

  1. 使われ方の違い

    iPhoneは常に持ち歩くデバイスであるため、日々の生活や催事など世の中の動きに密接に連動した使われ方をする。
    対してiPadは、自宅で利用されることが多いデバイスで、平日夜や休日等にじっくりと利用される傾向がある。
    天気やバレンタインデーなどイベントに敏感に反応するのはiPhoneである。
  2. ユーザープロフィールの違い

    具体的なユーザープロフィールデータがないため感覚的な分析になってしまうが、バレンタインデーや塩麹に対する反応の違いから、iPhoneユーザーに比べて、iPadユーザーは年齢層が高く、料理のスキルの高い人が多いのではないかと推測される。
  3. 生活支援アプリを開発する場合のヒントになる要素

    ・iPhoneは、24時間携帯するデバイスであるため、生活シーンの全てがアプリの支援領域である。
    ・iPadは、平日夜や休日に利用されやすいなど、日常生活における使われ方は固定している(曜日、時間帯によって決まったパターンがある)と思われる。
    ・バレンタインデーやゴールデンウィーク、天気など、利用状況が世の中の動きに敏感に反応するのはiPadよりiPhoneの方である。
    ・リピートユーザーの多いアプリは広告のCTRが低くなりやすい。よりユーザーニーズに合った広告を表示するような工夫、媒体選定をすべき。また、高いCTRを維持するためには、新しいユーザーを常に開拓していくような施策も同時に必要となってくる。

    (以下、超推測)
    ・関西、九州はiPadユーザーが少ない?
    ・女性は広告バナーをクリックしにくい?
    ・iPhoneの方が、レビューサイトへの掲載や媒体出稿などがダウンロード数に敏感に反応する?
    ・iPadユーザーの方が、一度ヘビーユーザーになってくれると末永くつきあってくれる(たぶん、iPhoneより競合アプリが少ないため)。

《メニュー》
1.アプリの概要
2.アクセスの概要
3.レシピ検索
4.広告の状況
5.まとめ

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